株式会社Rehab for JAPANが、三菱HCキャピタル株式会社と協業し、介護事業者向けのファクタリングサービス「Rehab早期入金」の提供を開始しました。同社は、デイサービス向けのリハビリ支援ソフト「リハプラン」を開発・提供しており、同ソフトの顧客向けのサービス拡充と、ファクタリング事業で獲得した顧客に同ソフトを拡販する狙いがあると考えられます。なお、ファクタリングサービスの運営自体は三菱HCキャピタル株式会社が担う仕組みとなっているため、三菱HCキャピタル株式会社のファクタリングサービスを株式会社Rehab for JAPAN向けにアレンジして提供するような内容です。
デイサービス向けリハビリ支援ソフト「リハプラン」を開発・提供する
(本社:東京都千代田区、代表取締役 大久保 亮 以下「当社」)は、介護報酬債権を早期に資金化できるファクタリングサービス「Rehab早期入金」の提供を開始しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000027102.html
本サービスは三菱HCキャピタル株式会社(以下「三菱HCキャピタル」)との協業により業界最安値水準の手数料率を実現しました。今後当社と三菱HCキャピタルで介護事業所の資金繰りのお悩みを解決し、介護事業所のスタッフの皆さまが高齢者と向き合う本来の業務に集中できる環境作りをサポートしてまいります。
「Rehab早期入金」は、業界最安値の手数料率を謳っています。実際に、その他の条件について公式サイトで調べてみました。手数料は月0.2%~と確かに格安です。ただし、毎月の買取金額が数百万円~数億円という中規模から大規模な債権に限定されているため、小規模な介護事業者向けにはやや利用しにくいサービスになっています。
なお、三菱HCキャピタル株式会社の公式サイトの表記は以下のとおりです。全く同じと言えるため、やはり実態としては、三菱HCキャピタル株式会社が株式会社Rehab for JAPANの顧客向けにサービス名のみを変えて介護報酬債権のファクタリングサービスを提供する形式になっていることがわかります。
また、上記の利用条件で気になる点が「契約時、契約更新時に別途事務手数料が発生する可能性がある」と記載がある点です。医療ファクタリングの場合、こういった手数料を請求されるサービスがあり、実質的に割高になるケースがあります。買取手数料の安さだけではなく、諸条件を比較して総合的に満足できるサービスを選びましょう。