ネクストワン(Next One)は、2社間と3社間ファクタリングに対応したサービスです。手数料が業界最低水準の1.5%~という低さを実現しており、買取価格は30万円から1億円と比較的に利用しやすい設定になっています。
ネクストワン(Next One)のファクタリングは残念ながら個人事業主は利用できませんが、即日入金に対応です。
今回は、ネクストワン(Next One)の口コミと評判などを紹介します。
ネクストワン(Next One)のファクタリングとは
ネクストワン(Next One)の特徴について公式ホームページなどで調査し、以下の表に情報をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
買取手数料 | 1.5%~10.0% |
即日入金 | ◯ |
2社間(二者間) | ○ |
3社間(三者間) | ◯ |
買取可能額 | 30万円~1億円 |
非対面契約 | ○ |
個人事業主の利用 | ✕ |
審査時の必要書類 | 身分証明書、登記簿、決算書、請求書、契約書などの成因資料 通帳、当座勘定表、小切手帳、手形帳 |
債権譲渡登記 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社ネクストワン |
営業時間 | 平日 9:00~19:00 |
ネクストワンのファクタリングの長所
まずは、ネクストワン(Next One)のメリットについて紹介します。一般的なファクタリングと同様に、赤字決算、税金や社会保険料の滞納、信用情報がブラックでも利用可能です。なぜなら審査されるのは売掛先だからです。また、融資などの負債での調達とは異なり、資金調達しても信用情報に傷はつきません。続いて、ネクストワン独自の特徴について説明します。
買取手数料が1.5%~10.0%と低い(平均8.0%)
ネクストワン(Next One)の買取手数料は、2社間ファクタリングなら5.0~10.0%、3社間ファクタリングなら1.5%~8.0%という、業界でも最低水準の安さになっています。売掛債権を譲渡して現金化する際に、手数料の差は手取り額に大きく影響しますので、重視すべきポイントです。なお、ネクストワン(Next One)は、手数料の上限も明確なため、見積り依頼する際にも安心です。
最短即日で入金してくれる
ネクストワン(Next One)は、最短当日の振込に対応しているため、急ぎの資金調達にも最適です。※必要書類が多めのため、事前にしっかり準備しておきましょう。
オンラインでも契約できる(審査はできない)
ネクストワン(Next One)は、弁護士ドットコムが運営している「クラウドサイン」という電子契約サービスを使って、オンラインで契約できます。ただし、審査申し込みの際の書類提出では、来店や面談が必要になることがあります。
経営コンサルのサービスが無償で付いてくる
ネクストワン(Next One)の運営会社は、経営コンサルティング事業を主事業として創業されました。同社は、他のファクタリング会社との差別化の意味合いもあり、ファクタリング契約者に経営コンサルのサービスを無償提供しています。
2社間と3社間の両方に対応している
ファクタリングには2社間取引と3社間取引があります。3社間は、手数料が比較的に安く済むものの、売掛先に知られてしまうリスクと手間が発生します。一方の2社間は、手数料は少し高くなりますが、取引先に通知せずに売掛金を売却して資金調達できます。
ネクストワンのファクタリングの短所
ネクストワンのデメリット、注意点についても触れておきます。
ネクストワン(Next One)は、残念ながら即日の振込には対応していません。最短でも翌日の入金になります。最近、オンライン完結のファクタリングであれば、審査申し込み当日に現金を手にできる会社も増えているため、資金繰りに困っている方にとっては、やや物足りない点でしょう。
審査時に面談が必要
ネクストワン(Next One)に審査の必要書類を提出するときは、来店して担当者と面談しなければなりません。遠方であれば、郵送、FAX、メールでも受け付けてくれますが、近隣であっても審査と契約がオンラインで完結する方が、手間もコストもかからないため、少し残念なポイントです。
個人事業主は利用できない
ネクストワン(Next One)は、個人事業主(個人自営業者、フリーランス)の方は利用できません。昨今は、個人事業主でも利用できるファクタリングも増えてきていますので、あなたが個人事業主であれば別の会社に相談しましょう。
ネクストワンのファクタリングの必要書類
ネクストワン(Next One)では、面談時と契約時に準備する書類の種類が、他社よりもやや多くなっています。特に、面談時の必要書類に注意が必要です。
面談時の必要書類
まずは、面談の際に以下の書類が必要です。
- 顔写真付きの身分証明書
- 登記簿謄本のコピー
- 決算書の直近2期分
- 売掛先への請求書
- 契約書などの成因資料
- 入出金の通帳、当座預金があれば当座勘定表
- 小切手帳、当座預金があれば手形帳
契約時の必要書類
契約時の必要書類は、一般的なファクタリング会社と変わりませんが、登記簿2通はコピーが認められていません。
- 印鑑証明書
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)2通
- 納税証明書
ネクストワンのファクタリング利用の流れ
電話またはメールで問い合わせる。ファクタリングに関する質問などがあれば、ここで確認する。
会社概要や売掛先の情報についてヒアリングを受ける。5分から10分ほどで終了。
必要書類を揃えて、ネクストワンの事務所へ来店するか、スタッフに会社に来てもらって面談する。面談の所要時間は1時間ほど。※遠方なら郵送・メール・FAXでの対応も可能。
売掛先の審査が終わったら、手数料などの買取条件が提示される。条件を承諾したら契約日時を決める。※最終確認の際には来店不要。
契約内容を最終確認し、契約を締結。手続きが完了すると即日に、指定した銀行口座に売買代金が振り込まれる。
売掛先から売掛金が入金されたら、ネクストワンの口座へ送金します。
ネクストワンのファクタリングの口コミと評判
ネクストワン(Next One)の公式サイトには、お客様の声として以下のように紹介されていました。
手数料6% 資金調達額1200万円 愛知県の建設業
ネクストワンの担当者の方のおかげで、面倒に感じた手続きも終わって資金繰りが改善されました。手数料を他社と相見積もりをとったうえで、納得のいく料率を提示してもらえました。※引用元:公式サイト
手数料7% 資金調達額480万円 三重県のリフォーム業
新規で工事を受注したものの、資材の仕入れと人件費の支払に困っていました。同業者からの紹介でネクストワンを知り、電子契約で契約しました。スマホだけで済んだので、パソコンが苦手な私でも問題ありませんでした。※引用元:公式サイト
手数料7% 資金調達額620万円 北海道の軽運送業
私はPCに疎いので、電子契約システムについては不安がありましたが、非常に簡単でした。当社が遠方にあるため心配していましたが、書類などもメールで簡単に提出できました。※引用元:公式サイト
ネクストワン(Next One)の運営会社
ネクストワン(Next One) を運営する企業は、株式会社ネクストワンです。本社の所在地は、 東京都千代田区内神田3-24-4 9STAGEkanda 6Fにあります。資本金は1000万円で、代表者は福田 文生さんという方です。