電ふぁく~初回手数料が格安のファクタリング~

ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類があります。それを知っている方も多いと思いますが、新サービスの「電ふぁく」のファクタリングは違います。2.5社間ファクタリングという新しい仕組みを取り入れています。2社間ファクタリングの手軽さと、3社間ファクタリングの手数料の安さを兼ね備えた、おすすめのファクタリングです。電ふぁくの情報について公式ホームページで調査した結果は以下のとおりです。

評価項目内容
買取手数料1.8%~8.0%
即日入金
2社間(二者間)
3社間(三者間)
買取可能額3億円まで
非対面契約
個人事業主の利用
審査時の必要書類口座開設の同意書など
債権譲渡登記不要
運営会社株式会社トップ・マネジメント
目次

「電ふぁく」の新しい仕組み

2.5社間ファクタリングは、ファクタリング会社とファクタリング利用者の間に、ファクタリング専用口座の管理会社(Tranzax社)が入る仕組みです。ファクタリング利用者は、管理会社で口座を開設し、売掛金の回収口座を管理会社で開いた口座に変更します。そうすることで、ファクタリング会社が買い取った売掛金が未回収になるリスクを下げて、手数料を低く抑えられます。

2.5社間ファクタリングの図

2社間ファクタリングの手数料が高くなってしまうワケ

2社間ファクタリングは、売掛先(取引先)が契約の当事者にならないため、ファクタリング会社にとっては以下のようなリスクが存在します。

  • 売掛金を横領されてしまう
  • 売掛先と共謀した詐欺被害にあってしまう
  • 売掛金を複数のファクタリング会社に譲渡(二重譲渡)されてしまう

以上のようなリスクが現実になると、ファクタリング会社は売掛金を回収できず損害が出てしまいます。2社間ファクタリングの会社は、一定割合でそういった損失が出ることを見越しているため、あらかじめ手数料を高めに設定しているのです。「電ふぁく」では、2.5社間ファクタリングという新しい仕組みを採用することで、そういったリスクを下げつつ、手数料を最大限まで下げることに成功しています。

「電ふぁく」のメリット

「電ふぁく」の長所を紹介します。

手数料が1.8%~最大8.0%と安い

2社間ファクタリングは、その手軽さが魅力なものの、3社間ファクタリングに比べると利用手数料が高くなりがちです。電ふぁくの利用手数料は、2.5社間という新しいかたちのファクタリングのため、1.8%~8.0%という格安の手数料への引き下げを実現しています。最大の買取手数料が8%というのがポイントです。

利用するたびにお得

電ふぁくのファクタリングは、利用回数が増えると利用手数料が下がるお得なサービスです。使うたびに与信のスコアがアップします。利用回数が増えると、手数料が下がって受取額が増えるということです。例えば↓↓

例)100万円の売上債権を買い取ってもらった場合

1回目3回目6回目
入金額93万円95万円(↑)97.5万円(↑)
手数料7%5%(↓)2.5%(↓)

リピート利用時に最短1時間で入金してくれる

前に書いたとおり、「電ふぁく」は利用回数が増えると買取手数料が下がります。リピート利用のメリットはそれだけではなく、申込みから入金までの時間も短くなるのです。なんと、最短だと1時間で送金してくれます。

売掛先の通知が不要

電ふぁくの2.5社間ファクタリングは、2社間ファクタリングと同様に売掛先への債権譲渡の通知が必要ありません。手数料の低い3社間ファクタリングの場合は、売掛先の合意も必要になるため、取引関係が悪化するリスクが少なからずあります。そういった心配がないため安心です。ただし、売掛先に振込先の口座を変更してもらう必要があります。2社間ファクタリングの場合は、そういった手間はありませんが、手数料の面では「電ふぁく」に軍配が上がります。

個人事業主やフリーランスでも使える

銀行からの資金調達の場合、個人事業主やフリーランスだと交渉が難しい場合があります。電ふぁくのファクタリングなら、個人事業主やフリーランスでも問題なく利用でき、資金繰りを改善できます。

「電ふぁく」のデメリット

電ふぁくの短所についても紹介します。

売掛金の入金口座を変更しなければならない

電ふぁくの2.5社間ファクタリングの場合、売掛先に依頼して、売掛金の入金先を変更しなければなりません。その手間はデメリットだと思います。

債権譲渡登記が必要か分からない

電ふぁくは、3社間に近い2.5社間ファクタリングという珍しい仕組みのため、債権譲渡登記は必要ない可能性があります。ただし、公式サイトに明示されていたわけではないため不明です。

「電ふぁく」の必要書類

口座開設の同意書の提出が必要ですが、その他の必要書類は、公式ホームページにも記載がありませんでした。

「電ふぁく」を利用する流れ

「電ふぁく」に申し込むときのフローを紹介します。2.5社間ファクタリングという新しい形式ですが、難しい点はありません。

  1. 口座開設の同意書を提出する

    口座管理会社Tranzax社の利用登録(費用は発生しません。無料です。)をして、売掛金入金の専用口座開設の同意書を提出します。

  2. 売掛先に入金口座の変更を依頼する

    Tranzax社での口座開設の手続きが終わったら、あなたから取引先へ対して、売掛金を入金する口座の変更を依頼します。請求書に変更後の口座を記載するだけだと、売掛先へ周知できない場合もあります。可能であれば、各売掛先へ連絡するようにしましょう。

  3. ファクタリング契約と振込

    あなたとトップ・マネジメント(「電ふぁく」の運営会社)との間で契約を締結します。その後、売却した売掛金の代金が、あなたが指定した口座に振り込まれます。

Tranzax株式会社は信用できる?

売掛金の入金専用口座を新たに開設するとなると、気になるのが管理会社である「Tranzax株式会社」がどういう会社なのか、ということでしょう。Tranzax(トランザックス)社は、2009年7月に設立された比較的に新しい会社です。安心できるポイントとしては、資本金が23億5千9百万円(資本準備金などを含む。2021年5月現在)である点や、地方銀行や信用金庫と業務提携している点、などが挙げられます。

電ふぁくの口コミと評判

電ふぁくの公式サイトには、お客様の声として以下のように紹介されています。

  • 資金調達額270万円 利用手数料4% 建設会社の方

    急な受注があったときなど、緊急で仕入れが発生したときにファクタリングは便利です。以前は2社間ファクタリングを使っていましたが、手数料の高さが気になっていました。「電ふぁく」なら、手数料も安く、継続利用で手数料が下がるので安心です。

  • 資金調達額430万円 利用手数料3% 運送会社の方

    銀行の与信枠が埋まってしまい追加融資を受けられないときに、ファクタリングを利用しています。前に使っていたファクタリング会社の手数料に不満があり、試しに「電ふぁく」に審査を依頼しました。すると、他社より手数料を10%ほど削減できることが分かり、すぐに乗り換えました。

  • 資金調達額2200万円 利用手数料2% 広告代理店の方

    事業拡大の設備投資のために資金調達が必要でしたが、銀行から融資を断られてしまいました。そこで利用したのが「電ふぁく」で、無事に資金調達でき、設備投資も成功しました。手数料も安かったです。

電ふぁくの運営会社について

「電ふぁく」を運営している企業は、株式会社トップ・マネジメントです。設立が平成21年4月21日で、東京都千代田区鍛冶町1-4-3竹内ビル2Fに本社を置いています。代表者は大野兼司さんという方です。経営顧問に元警察官僚を置いているのは、珍しいポイントかもしれません。

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