GMO BtoB早払いのメリット、デメリット、必要書類を解説

GMO BtoB早払いは、法人向けのファクタリングです。2社間と3社間ファクタリングに対応しており、請求書だけではなく注文書の買取サービスも提供しています。買取手数料は1.5%から12.0%と非常に安いのですが、即日入金には非対応です。GMO BtoB早払いは債権譲渡登記も不要で、オンラインでの契約も可能です。残念ながら、個人事業主は利用できません。GMO BtoB早払いの特長を以下の表にまとめました。

項目内容
買取手数料1.5%~12.0%
即日入金
2社間(二者間)
3社間(三者間)
買取可能額300万円~1億円
非対面契約
個人事業主の利用
審査時の必要書類決算書、審査依頼書、取引契約書、注文書、利用申込書、印鑑証明書など
債権譲渡登記不要
運営会社GMOペイメントゲートウェイ株式会社
営業時間平日 9:00~18:00
目次

GMO BtoB早払いのメリット

GMO BtoB早払いの長所を紹介します。

東証一部上場企業が運営していて安心できる

GMO BtoB早払いの運営企業であるGMOペイメントゲートウェイ株式会社は、東京証券取引所の市場第一部上場の上場企業です。ファクタリング会社の中にも上場企業はありますが、中小企業向けのファクタリング会社では数が少なく、取引する上での安心感があります。

注文書も買い取ってくれる

GMO BtoB早払いのファクタリングは、請求書だけではなく注文書も買取対象です。一般的なファクタリングで入金を短縮できるのは、請求書を発行してから入金日までの時間だけです。GMO BtoB早払いで注文書を買い取ってもらえば、受注から請求書発行までの時間も短縮でき、資金繰りが楽になります。

手数料が1.5%~と業界最低水準の安さ

GMO BtoB早払いのファクタリングは、手数料が1.5%からと非常に低い買取手数料を実現しています。ただし、GMO BtoB早払いの契約プランには「スポットタイプ」と「継続タイプ」があり、手数料1%~は継続タイプで請求書買取の場合です。継続タイプとは、都度の買取ではなく、1年間の契約期間が設定される契約形態になっています。

GMO BtoB早払いのデメリット

GMO BtoB早払いのデメリットも紹介します。 

個人事業主は利用できない

昨今では、個人事業主やフリーランスでも利用できるファクタリングが増えています。GMO BtoB早払いは、法人に特化しているため個人事業主では契約できません。

即日に入金はしてもらえない

GMO BtoB早払いの最短入金スピードは2営業日です。利用審査の結果が出るのも最短2営業日のため、申込みから入金まで最短4営業日となります。決して長くはありませんが、最近はもっとスピーディーなファクタリングも増えている中では、魅力の面で劣っているとも言えるでしょう。

売掛金の入金口座を変更する必要がある(原則)

GMO BtoB早払いの2社間ファクタリングを利用する場合は、売掛金の入金先をGMO BtoB早払い用の仮想口座に変更する必要があります。つまり、あなたの取引先に入金先を変更してもらう手間がかかるのです。また、買取対象ではない売掛金が仮想口座に入金されても、あなたが自由に使えるようになる(仮想口座ではない元々の口座に振り込まれる)のは2営業日後になります。

準備する書類が多い

詳細は後述しますが、GMO BtoB早払いの利用審査と契約時に用意する資料は、やや多いのもデメリットです。

GMO BtoB早払いの必要書類

GMO BtoB早払いの利用審査と契約時に必要な書類は以下のとおりです。

  • 利用審査…決算書2期分(追加で試算表を求められる場合もあります)、審査依頼書、取引契約書、注文書、利用申込書、印鑑証明書など
  • 契約…請求書、注文書、納品書(買い取って欲しい売掛債権の証憑)

GMO BtoB早払いの運営会社

運営している企業は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社です。本社の所在地は東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラスにあります。設立は平成7年3月で、代表者は相浦一成さんという方です。ファクタリング会社としては珍しく東証一部に上場している上場企業で、様々な決済サービスを提供しています。電話番号は03-5784-3610ですので、営業時間の平日の9:00〜18:00に問い合わせてみましょう。公式サイトで詳細を見る→

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