URIHOの評判・口コミは？売掛保証サービスの特徴・利用方法を徹底解説

あなたは、取引している販売先が倒産した場合のことを、考えたことがありますか？倒産すれば売掛金は回収できず、収益に大きなダメージを受けるでしょう。そんな不測の事態に備えるため、売掛金を保証してくれるサービスにURIHO（ウリホ）があります。本記事では売掛保証サービスURIHOについて解説します。URIHOの概要から特徴、利用方法から評判・口コミまで徹底解説します。売掛債権を安心して回収する方法を検討している経営者はぜひ参考にしてください。

URIHO（ウリホ）とは

URIHO（ウリホ）とは、株式会社ラクーンフィナンシャルが運営する売掛保証サービスです。取引先が倒産等不測の事態が発生した場合、売掛債権を保証するサービスを担っています。売掛保証サービスやファクタリングとの違いについて解説します。

URIHOは株式会社ラクーンフィナンシャルが運営する売掛保証サービス

売掛保証サービスを手がけるURIHOは、株式会社ラクーンフィナンシャルが運営しています。東京証券取引所プライム市場に上場している株式会社ラクーンホールディングスの完全子会社です。事業内容は、保証ファクタリングの他に、家賃債務保証の「ラクーンレント」や、請求代行サービス「Paid」などを展開しています。

【会社概要】

項目	内容
社名	株式会社ラクーンフィナンシャル
設立	2010年10月
資本金	4億9,000万円
株主	株式会社ラクーンホールディングス100%

売掛保証サービスとは？

売掛保証サービスとは、文字通り、売掛金の支払を保証するサービスです。取引先が倒産等で売掛金の支払が不可能となった際に、サービス会社が販売した債権者に売掛金を支払う仕組みです。売掛金を保証してもらう場合、販売者はサービス会社に保証依頼をし、依頼を受けたサービス会社は売掛先を審査し、保証の可否を決定します。保証が承認されると、依頼した販売者はサービス会社に保証料を支払い、不測の事態に備えることになります。

買取型ファクタリングとの違いは？

URIHOが取り扱っている売掛保証サービスは、通常「保証ファクタリング」と呼ばれています。売掛金の未回収リスクを回避する手法としてファクタリングがあります。

ファクタリングには「買取型ファクタリング」という、とは、売掛金をファクタリング会社に買い取ってもらうことで、売掛金の早期現金化が可能なファクタリングもあります。です。買取型ファクタリングも、売掛金の未回収リスクを回避する点では保証型ファクタリングと同じです。しかしながら、買取型ファクタリングは、資金調達の一つとして利用される点が、保証型ファクタリングと異なる特徴があります。ファクタリングを利用する場合、手数料が発生し、通常手数料を差し引いた金額を依頼者は手にします。

ファクタリングも売掛保証サービス同様、売掛金の未回収リスク回避としての手段でありますが、資金調達手段の一つとして利用されることが多いのが特徴です。

資金調達が目的なら買取ファクタリング

保証型のファクタリングは、売掛金の未回収リスクを回避するためのファクタリングです。一方、売掛金を早期に現金化するのが買取型のファクタリングです。両者の特徴を理解して、最適なファクタリングを活用しましょう。

URIHOのおすすめできる5つの特徴

（引用先：URIHO）

URIHOをおすすめできる点として、次の5点があげられます。

オンラインでの手続きが可能
安心・安全な取引が見込める
最短即日に審査回答
法人・個人事業主両方利用可能
スピーディな入金

順を追って解説します。

オンラインでの手続きが可能

通常、売掛保証を利用する場合、書類での手続き等による煩わしさがあります。URIHOではそれがありません。売掛先の登録から保証請求まで、オンラインで完結します。

余分な手間や時間がカットできるため、保証料に還元されているといえます

安心・安全な取引が見込める

URIHOを運営している株式会社ラクーンフィナンシャルは、東証上場企業である株式会社ラクーンホールディングスの完全子会社であり、信頼性の高い企業といえるでしょう。

販売先のデータ等の取り扱いに関しても、データを暗号化し、第三者に悪用されることがないよう万全を期しています。URIHOは信頼面、セキュリティ面において、安心した取引が見込めます。

最短即日に審査回答

豊富な審査実績により、最短即日に審査結果が出ます。財務状況から風評や社内体制等に至るまで、細部にわたり詳細に審査を行います。売掛先によっては審査に通らないこともあるので注意しましょう。

なお、審査に必要な項目として、以下の項目があります。

企業情報（会社名・代表者名・住所・電話番号等）
取引情報（取引内容・決済条件・支払い遅延の有無等）

法人・個人事業主両方利用可能

近年、フリーランスとして働く個人事業主が増えています。URIHOは、法人だけでなく、個人事業主も利用可能です。取引先に万一のことがあれば、特に個人事業主が受ける打撃は相当なものであると推測できます。URIHOを利用することで安心した債権回収が見込まれます。

スピーディな入金

URIHOは、保証金の請求があってから最短10日で入金が可能です。取引代金に遅延が発生した場合、会員サイトよりURIHOに報告し、請求手続きを行います。

請求時に必要な書類として以下の書類が必要です。

取引が分かる書類（発注書、納品書等）
入金履歴がわかる書類（取引先元帳、通帳コピー等）

提出書類を確認し、不備が無ければURIHOから保証金が入金されます。

オンラインで完結するので、スピーディな入金が可能です。

URIHOの利用方法・料金体系

URIHOを利用する場合、どのような手続きが必要なのでしょうか。料金体系とともに解説します。

URIHOの利用方法

URIHOを利用する場合、以下の手順で行います。

アカウントの登録
取引先情報の登録
審査可決後後保証開始

①アカウントの登録

webサイトからアカウントを登録します。同時に希望するプランを入力します。

②取引先情報の登録

保証をかけたい取引先の情報（企業情報・取引情報）を入力します。

特に、取引情報の「支払い遅延の有無」「支払いサイト」に虚偽の入力を行った場合、保証できない恐れがあるので注意が必要です。

取引先が多い場合、一括した登録も可能です。最短2営業日に登録しているアドレスに連絡します。

③審査可決後に保証開始

審査で承認されると、登録したメールに連絡され、保証がスタートします。最初の1ヶ月間は保証料が無料で利用できます。

URIHOの料金体系および保証金額

URIHOの料金体系は下記の通り、Aプラン・Bプラン・Cプランの3つのプランに分かれています。

特徴として、以下の点があります。

保証料は月額制であるため、追加料金は発生しない
事業規模に応じてプランの選択が可能
従来型の保証サービスと異なり、利用制限がない
Cプランの場合、取引先の経営状況等に変化があった場合、連絡がある

URIHOの導入事例・口コミ

URIHOの導入事例や口コミにはどのようなものがあるのでしょうか。

URIHOの導入事例

URIHOで業務フロー改善。新規取引時の手間が半分になりました

新規の取引口座開設の際に一定の与信基準を設けており、社内の稟議を通す必要があります。しかしながら、事業の将来性が見込めても、一般の信用調査会社内の公開情報が少ないという理由で基準外となってしまうケースがありました。URIHOを導入して、営業担当や管理担当者の業務負荷が軽減し、現在ではURIHOの審査結果を基に社内手続き時間が半減されました。（株式会社三越伊勢丹ビジネス・サポート　ソリューション営業部）

URIHOは経営者の背中を押してくれるサービスです

襖・建具を取り扱っています。新規のお客様が増え始めた頃には、調査会社を使って与信管理を行っていました。しかし、業界的にそもそもデータが無い企業が多いため、結果的に与信判断が遅れて取引のチャンスを逃すことがありました。取引先を全体的に保証できるURIHOがサービス開始になったと聞き、利用することにしました。おかげで、取引できる会社が増え、機会損失が減ったという実感があります。（ハリマ産業株式会社）

URIHOの口コミ

URIHOの口コミには総じて、以下のような好意的なコメントが多い印象でした。

初めての取引でも安心して受けられます。定期的な取引だけでなく初めての取引も多いため、審査が通れば安心して受注できます。個別の支払い条件を相談されたときにも、柔軟に受けられます。URIHOの改善してほしい点として、弊社の規模なら、BプランとCプランの中間のプランがあると助かります。また、代表者名の入力は省いて欲しい。